二社に一社はメールアドレスを載せていない — 機械があなたのサイトを訪ねて見つけるもの
十二か国で544のサイトを訪問しました。278は読み取れるアドレスを公開し、96は応答しません。日本では五社に四社が公開していません。
544
企業サイトを訪問、十二か国
51 %
が読み取れる連絡先アドレスを公開
19 %
日本 — この中でもっとも閉じた国
AIが企業について何と言うかを測る前に、その企業を特定できなければ始まりません。そこでもっとも単純なことをしました。サイトを訪ね、問い合わせページを読み、メールアドレスがそのまま書かれているかを記録したのです。
544社、十二か国、九業種。推測はせず、ドメインに「contact@」を足すこともしません。書かれているものだけです。結果ははっきりしていて、世界を二つに分けます。
544のサイトを訪ねた機械が見つけたもの
| 結果 | 企業数 | 割合 |
|---|---|---|
| アドレスをそのまま公開 | 278 | 51 % |
| サイトは応答、アドレスなし | 170 | 31 % |
| サイトが到達不能 | 96 | 18 % |
五社に一社近くがまったく応答しませんでした。ドメインの失効、停止したホスティング、壊れたリダイレクト。企業名鑑で見つけたばかりの、情報が最新の会社です。誰も気づかないまま、扉が閉じています。
そして予想しなかった国差
| 国 | 訪問したサイト | アドレス公開 | 割合 |
|---|---|---|---|
| ベルギー | 29 | 20 | 69 % |
| シンガポール | 29 | 18 | 62 % |
| スイス | 46 | 28 | 61 % |
| アラブ首長国連邦 | 69 | 39 | 57 % |
| 英国 | 51 | 28 | 55 % |
| ポーランド | 33 | 18 | 55 % |
| ブラジル | 75 | 40 | 53 % |
| フランス | 56 | 27 | 48 % |
| サウジアラビア | 35 | 16 | 46 % |
| 米国 | 75 | 34 | 45 % |
| 日本 | 43 | 8 | 19 % |
日本のサイトは五つに一つしかアドレスを載せていません。怠慢ではありません。慣習です。そして誰も選んでいない代償があります。
日本では、問い合わせページはフォームです。確立した、礼儀正しい慣行であり、人間のお客様には申し分なく機能します。しかしフォームは読めません。取り出すものも、書き写すものも、確認するものもない。人が前に座ったブラウザ以外のすべてにとって、その会社には連絡先が存在しないのです。
なぜこれが私たちに関わるのか
AIアシスタントが引用するのは、構造化され、一貫していて、複数の情報源で裏が取れているものです。サイトに公開されたアドレスが、Googleのビジネス情報や名鑑のものと一致していれば、それはまさにその裏取りにあたります。名前を実在する主体に結びつけるからです。
アドレスを公開すればスコアが上がる、とは主張しません。測っていないからです。それは結果ではなく、よくできた物語になってしまいます。私たちが確かめたのは、もっと控えめで、もっと確かなことです。半数の企業は、機械が自分たちを確認する手段を何も与えていません。
具体的に何を失うか
- あなたの連絡先を転記しようとする名鑑は、それができません。掲載情報は不完全なまま、あるいは誤ったままになります。
- あなたの名前の二つの言及が同じ会社を指すかを検証する検索エンジンには、突き合わせる共通点がありません。
- よそであなたを見つけて連絡したい顧客は、フォームを埋めなければなりません。そして多くの人は埋めません。
直し方は、問い合わせページのHTML一行です。フォームは残してください、役に立ちます。その横にアドレスを添えるだけです。
この測定の限界
- 一サイトにつき最大九ページを読みました — 問い合わせ、会社案内、トップページとその一般的な派生です。ほかの場所に隠れたアドレスは見落としていますので、実際の比率は51 %より少し高いはずです。
- ロボット避けに画像で表示されたアドレスは、ここでは「なし」と数えます。私たちが測っているもの — 機械が読めるもの — とは整合しますが、「公開していない」ことと同じではありません。
- 群の大きさは不揃いです。米国75社、ベルギー29社、カタール3社 — 最後のものは表に載せるには小さすぎるため除きました。
- 標本は無作為ではありません。業種別の名鑑で見つけた企業なので、すでにどこかに掲載されています。到達不能18 %という比率は、むしろ下限とお考えください。